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今から3000年前にインドで誕生したといわれる究極のエクササイズ「YOGA(ヨガ)」。その意味は、「乱れた心を一点に結びつける」というもので、心身をそのような状態に近付けるための方法の総称です。元々は宗教的な場面で行われていた心身の鍛練法でした。古代インドでは、体を動かすことなく瞑想にふけることがヨガの主流だったと言われています。しかし、瞑想により乱れた心を正すことは難しいため、初心者のためにアーサナ(体位法)とプラナヤーマ(呼吸法)を取り入れたヨガである「ハタヨガ」が生まれたと考えられています。現代のヨガレッスンで行われているヨガは、その大多数が「ハタヨガ」の流れをくんだヨガと考えても間違いないでしょう。
このヨガが、インド文化に傾倒していたビートルズによって世界中に広がりました。しかし、一見運動量が少なく見えるヨガは、あくまで「修行」として受け止められ、「エクササイズ」として考えられることはありませんでした。1990年代後半、状況は一変します。「激しい運動は膝や腰を痛める」、「高齢者には負担が大きすぎる」などといった問題に加え、必要以上に激しい有酸素運動は活性酸素を生み出すという説が有力になったのです。活性酸素と言えば、いわゆる体のサビで、細胞を破壊し、内臓のトラブル、シミ・しわなどの老化を引き起こす恐ろしいもの。そのため、激しい運動は敬遠されるようになりました。そんな中、体に一切負担をかけることがなく、持久力やしなやかな筋肉をつけることができる「ヨガ」が注目を集め始めることになったのです。
最近できたヨガには、「パワーヨガ」、「ホットヨガ」、「クンダリーニヨガ」、「マタニティヨガ」、「ベビーヨガ」があります。